2011年3月3日木曜日

フローリングとのつきあい方 1

 またまた昨年の引越時の話を。

 新居は全面フローリングなのですが、私も嫁もフローリングの家に住むのは初めてでした。
 世間ではフローリングの保護に腐心しているようなので、うちも何か考えねばならないのでは、と、色々検討しました。

 フローリング保護方法は大雑把に言って2種類、ワックスをかけるか、フロアコーティングを実施するかです。
 (全面カーペットはメンテ大変なのでスルー)
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・ワックスの利点
 表面が傷ついても剥がして塗り直し可能。
 自分で施工可能、安い。

・ワックスの欠点
 コーティング比で防御力が弱い。
 定期的な塗り直しが必要。

・フロアコーティングの利点
 水分や薬品からの防御力が高い。
 一度コーティングすれば20年くらい保つ。

・フロアコーティングの欠点
 物理的なダメージには弱い。
 コーティングを剥がせない。
 「20年保つ」といっても、施工から20年経った実績がまだない。
 業者しか施工できず、数十万円単位の費用がかかる。
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 最初はコーティングをやるつもりで、各社からサンプルを取り寄せつつ、ネットで情報収集しました。
 ですが、洗い出した上記欠点のリスクが高すぎると判断し、コーティングは実施しないことにしました。

 特に、欠点の上2つが致命的です。
 うちは幼児が2名いるので、おもちゃ等を床に落とす/叩き付ける物理的衝撃が主なダメージ源となります。
 しかし、もらったサンプルに対して想定される攻撃を加えてみたところ、簡単に凹んでしまいました。

 そして、コーティングは施工するともう剥がせません。
 板そのものはダメージから防護されるようですが、上のコーティング層は凹んでしまい、かつ、凹んだ状態を解消する手段が無いのです。

 結局、外観上のフローリングの凹みは、どう頑張っても防げないということになります。
 であれば、コーティングで種々のリスクを抱えるより、ワックスがけオンリーでいいや、と考えました。

 そもそも10年20年と住む家の床が傷つかないわけがない。
 床ごときに気を使って生活するのはなんだか本末転倒ですので、フローリングの外観については「気にしない」ということで、嫁と合意しました。

 ワックス掛けの手間は…まあ、どうしても面倒ならダスキンとかに依頼するさ。

 続く。

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