全区画にアクセスして確認したところ、どうも5区画中2区画が死んでいるようです。
死んでいる2区画は、いずれも同じ物理HDD上にCドライブのVHDを作成しています。
なんだかとっても厭な予感。
果たして、Hyper-Vのイベントビューアーを見ると、下記のようなエラーが出力されていました。
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デバイス 'WDC WD10EADS-00L5B1 ATA Device' は、最初に取り外しの準備が行われずにシステムから消滅しました。
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次の手としてはドライブのSMART情報を確認したいところですが、Hyper-Vは完全なWindowsではないため、Windows用ツールの大半が動きません。
かと言って、ドライブを外して、Windows 7のメインPCに接続し直し、そこでSMARTツールを実行するのはいかにも面倒です。
そりゃHDDが壊れてたらどっちみちドライブ外す必要ありますけど、トータルの工数が少なくなるに越したことはありません。
試行錯誤の末、下記SMARTツールをHyper-Vで動作させることに成功しました。
HDD Smart Analyzer
・使用手順
1. メインPC上でダウンロードし、zipを解凍
2. 1.のファイル群を、Hyper-V上の適当なディレクトリへコピー
3. メインPC上の\WINDOWS\system32\msvbvm60.dllを、2.のディレクトリへコピー
4. Hyper-Vのコマンドラインから、2.のディレクトリにあるHDDAnalyzer.exeを起動
2. 1.のファイル群を、Hyper-V上の適当なディレクトリへコピー
3. メインPC上の\WINDOWS\system32\msvbvm60.dllを、2.のディレクトリへコピー
4. Hyper-Vのコマンドラインから、2.のディレクトリにあるHDDAnalyzer.exeを起動
で、件のHDDを見た結果。
おー、バッドセクタが結構出ちゃってるのね。
早めにHDD交換しないと。
Hyper-V環境は無料で強力ですが、トラブル対応や何か変わったことをやろうとすると、当然ながら制限が多くて面倒です。
ライセンス問題も解決したことですし、この際Server 2008でHyper-V環境を作り直す手もありかなあ。
でも明らかにそっちの方が面倒だよなあ。
ああ息をするのもめんどくせえ。
しかし、今時のHDDは事前にあれこれ教えてくれるので助かります。
NEC-98でSTOPキー連打の時代からすると隔世の感があります。さすが21世紀。
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