2011年2月15日火曜日

なぜ上から目線

 東京都内の積雪のニュースにて。
 「都内の様子を見てみましょう」と画面に映った銀世界、どこかの駅前のようですが、全く見覚えがありません。

 少し遅れて表示されたテロップは、「東京 八王子」。

 夫婦揃って「なんだ八王子か」とテレビに突っ込み。
 そしてお互い顔を見合わせ、「… (なんだって何だ、失礼な)」と無言で突っ込み。


・GOSICK -ゴシック- #06

 今期新番を象徴する残念アニメ。

 推理アニメにしては、脚本にアラが多すぎる。
 アラの多さを逆手に取るギャグアニメ (実況向けとも言う) にしては、退屈すぎる。
 キャラ萌えアニメにしては、ヴィクトリカ以外のキャラが全く立っていない。
 20世紀初頭の空気を楽しむ雰囲気アニメにしては、デザイン以外のレトロ要素皆無。

 何も、推理アニメだからって毎回毎回凝った謎解きをしなきゃならないってことは無いと思っていますよ。
 たがみよしひさの「なあばすぶれいくだうん」の一部エピソードみたいに、謎解きは完全にブン投げて登場人物の心理描写に特化するようなやり方だってあるでしょう。
 それでも、「なあばす」は巧妙に無駄を削いであり、このアニメほどあからさまにアラを見せるようなことは、そうそう無かったと記憶しています。

 今回のエピソードだと、皿の盗難について、ヴィクトリカは久城から聞いた情報しか知らない筈なのに、「シスターが足を開いて座っていた」なんてわかるのはおかしいわけです。
 仮に久城がヴィクトリカに説明していたとして、そんな誰も気づかないようなポイントを目ざとく見つけ、しかもわざわざ他人に説明できるような人間なら、自力で謎を解いているでしょう。
 初回からずっと、全ての登場人物が制作者の都合に合わせて馬鹿になったり利口になったりしており、「もっと真面目に仕事しろ」と言いたくなります。

 岡田麿里が構成やってるアニメで、ここまで脚本の酷いアニメはそうそう無かったと思うのですが。原作の問題なのかな。
 ヴィクトリカ/悠木碧だけで見続けるのは厳しいです。
 2クールアニメみたいだし、そろそろ切り時か。


・べるぜバブ #06

 安定して面白いです。
 圧倒的に強い主人公によるカタルシス、そしてベル坊の言動のリアルさ、楽しめる柱が2本もある贅沢なアニメ。
 さらに加えて沢城みゆき信者なので、満貫いった感あります。

 今回もずっとにやにやしながら見てました。
 後半はベル坊の存在が薄かったので、ちょっとパンチが足りなかった気がしますが、総じて文句なしです。

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