2011年2月25日金曜日

おサイフケータイとの決別

D902iを購入して以来ずっと、おサイフケータイに依存する日々を送っていました。
 しかし、ガラケーからスマホへの乗り換えに伴い、とうとうおサイフケータイ依存症からの脱却に成功しました。
 以下、その経緯とか。

 おサイフケータイは数ある電子マネーを1つの携帯に統合できる超便利機能ですが、実際に私が使っていたのはiDとEdyだけでした。
 また、Edyはごくたまにコーヒーショップで使うくらいで、実質的にはiD専用でした。
 ちなみに、通勤にSuicaも使っていますが、これはオートチャージが欲しかったのでViewカード一体型を使っています (そもそもD902iはモバスイ非対応ですが…)。

 で、実はiDは携帯専用ではなく、カード型も存在していたりします。
 早速、三井住友に電話したところ、すぐにカード型iDを郵送してくれました。

 なお、Webや書類での申請は特に不要で、発行費用も発生せず、携帯のiDと完全に並行で使用可能とのことです。
 iDヘビーユーザーの方は、カード型もとりあえず作ってみてはいかがでしょうか。

 さて。カードを入手したは良いものの、いかに運用するかが最大の課題です。
 手持ち現金の残高を意識せず行動する癖がついてしまっているので、自然体でiDを持ち歩けないと、買い物時に「あっ、お金もiDも何もない!」ってな恥ずかしい思いをすることになりかねません。

 平日も休日も、外出時に常に持ち歩く物は以下の通り。
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・携帯
・鍵
・財布
・定期入れ
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 鍵にiDを仕込む余地はさすがにありません。
 財布にはメイン使用のクレジットカードが入っており、このカードには使いもしないEdyが強制的についているため、同じFelicaのiDと干渉する可能性が高いです。
 定期入れにはViewカード一体型Suicaが入っていますので、やはり干渉しそうです。しかも、ラッシュの自動改札でSuicaがエラー出した日には大顰蹙です。

 と悶々としていましたが、実にしょうもないきっかけで事態は解決してしまいました。
 ある日、誤ってカード型iDを定期入れに入れたまま改札を通ってしまったのですが、何も問題なかったのです。

 自信がついたので色々試したところ、結論は、
「SuicaとiDを重ねて使った場合、Suicaは問題なく使用可能だが、iDは高確率でエラーする」
でした。

 つまり、同じ定期入れにSuicaとiDを入れた時、自動改札は100%問題なく通過できますが、コンビニや自販機でiDを使用すると大抵エラーになるのです。

 そこで、二つ折りの定期入れへ下記のように両カードを入れました。
 左側がカード型iD、右側がSuicaです。


 自動改札を通る時は、定期入れを閉じたまま通ります。
 コンビニや自販機でiDを使う時は、定期入れを開き、iDの部分だけをタッチするようにします。

 自動改札は無意識的に通過することが多いので、自然体 (閉じた形) で通過できるのは助かります。
 もし逆 (重ねて使うとiDはOKだけどSuicaはNG) だと、自動改札を通る度に定期入れを開く必要があるわけで、ほぼ毎日ミスなくそんなオペレーションを続けられるとはとても思えません。

 逆にiDは意識的に使う場面ばかりで、かつ、例えエラーが発生しても自動改札ほど顰蹙を買う場面はありません。

 当初は、Felica 2枚入れ用の定期入れを別途購入する必要があるかとも考えていました。
 しかし、結果的に、より自動改札でのミス発生が少ない運用を確立できました。


 さあ、あとはarcの発売を待つばかりだ。

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