2011年2月23日水曜日

自宅内クラウド 1

 かつて、我が家にはDellの安鯖が4台ほど林立していました。
 騒音、発熱、占有スペース等、突っ込みどころの多すぎる状況だったので、Virual Server 2005を使用してサーバー統合しました。
 各区画ともそんなにCPUを喰う処理をするわけではないので、物理的なHDDを分けると、パフォーマンス的には問題ありませんでした。

 まあそもそもただのお遊びで、本番業務やってるわけじゃないし。

 その後、Virtual Server 2005からHyper-Vに移行し、現在は5区画を常時稼働させています。
 OSは、使用しなくなったWindows98や2000がいくつかあったので、それらを流用していました。
 できればWindows7か、せめてXPを動かしたいと思いつつ、そんなにぽんぽんとOS買えるかよ、と我慢していました。

 そんな雑談を会社のPC担当の人としていたところ、「TechNet入れば?Standardで十分だろうし」と言われまして。
 googleとか2chとかで調べたところ、評価用として各種WindowsやMS-Officeを複数使えるライセンスが2万円ちょいで買える、そんな代物のようです。おお、まさに私向けだ。

 しかし、MSの公式サイトの説明がいまいちはっきりしません。
 FAQに知りたい質問はあるけど、肝心の回答が曖昧で役に立たないというか。

 ライセンスまわりで勝手な解釈は危険なので、問い合わせ窓口で聞いてみました。
 なお、回答は引用・転載禁止ということで、私の言葉で意訳しています。
 あくまで参考程度に。
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Q1.
 結局、いくつの製品を何台にインストールできるの?

A1.
 ダウンロード可能な製品をいくつでも、何台にでもインストール可能。
 Standardの場合、取得可能なキーは1製品あたり2つで、1つのキーで10台まではオンライン認証可能。
 10台を越えても、都度電話でアクティベートすれば良い。
 つまり、例えばWindows7とOffice2010を100台のPCに同時にインストールする場合、オンライン認証可能なのは20台目までで、21台目からは1台ずつ電話認証が必要なので、Windows7 80回+Office2010 80回=160回の電話認証が必要になる。

Q2.
 サブスクリプションの有効期間は1年で、評価用ソフトのライセンスは無期限だけど、有効期間内に取得したライセンスキーそのものも無期限で、1年経っても再インストールはできるんだよね?

A2.
 その通り。期間内にがっつりキーを取得して、そのまま保存しておくの推奨。
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 というわけで、NTT-XでTechNet Standardを買いました。

 続く。

3 件のコメント:

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  2. technet standardを購入しようと思いましたが、最近、ソフトの不正コピーする不逞の輩がいる為にライセンスの制限がかけられたのこと、(standardでは2ライセンス)1製品を最大何台のPCにインストールをできるかが疑問で購入に逡巡しましたが、10台まで1ライセンスでアクティベートできるということなので、購入しようと思います。

    良い情報ありがとうございました。

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  3. お役に立てて幸いです。
    老婆心ながら、もしライセンスに厳しい環境でご使用なら、念のためMSに問い合わせてメールで返信をもらう方が良いと思いますよ。
    万一ライセンスでもめた時、MSからのメールは立派なエビデンスになりますが、こんなブログは何のエビデンスにもなりませんから。

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