ネットへの常時接続環境を手に入れて、もう10年くらいになるでしょうか。
ほぼ当初から、自宅にサーバーを立てて利用しています。
一般公開はほとんどせず、主に職場や出先からのファイル置き場として使っております。
その程度の用途なので、ISPとの契約は高価なIPアドレス固定にはせず、一般的のご家庭と同様の動的IPアドレスにしています。
つまり、外部からのアクセスのためには、いつ変わるともしれない自宅のIPアドレスを、常に入手し続ける必要があるわけです。
いちばん最初は、古いNEC-98にNICを2枚差しし、FreeBSDを入れてルーター化していました。
この時はシェルスクリプトを組んで、自機のIPアドレスを定期的に監視し、変更があったら自分宛にメールするような仕組みを構築していました。
詳細はもう忘れましたが、作り込みも運用も面倒だったことは覚えています。
しかし、今はDynDNSという便利なサービスがあります。
設定は簡単、提供されるupdaterを自宅内で稼働させておくだけ、そして無料。
いやあ、良い時代になったもんです。
ところが。
先日、updaterの動作が止まったため、DynDNSが保持する自宅IPアドレス情報が更新されず、出先から自宅へアクセスできなくなってしまいました。
updaterが止まった理由は不明です。再起動後は正常に動作しています。
もう何年もDynDNSを使い続けていますが、こんなことは初めてです。
自宅アクセスができない間、かなりの不便を強いられました。
思えば、所詮は無料サービスなので、何らかの理由でサービス利用不可になることは織り込まねばならなかったのです。
そして実際に痛い目を見た以上、DynDNSが使えない状況での、自宅アクセス経路確保を考えねばなりません。
続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿