前回の続き。
BOINC対応のGPUパワーアップを図る話。
2chのBOINCスレを見るに、GPU計算にはNVIDIAよりRadeonの方が有利なようです。
(同価格帯の製品で、Radeonの方がスコアが出ている傾向があるようです)
Radeonのカードを追加するとして、さて、どうしたものか。
【対応案】
松 7xxxを1枚購入して7xxx+6850の構成にし、片方を画面描画用、片方をBOINC用にする
竹 6850を1枚購入して6850+6850に構成にし、CF化する
梅 7xxxを1枚購入して6850と入れ替える
【費用】
想定予算は¥20k程度です。
7970を買おうなどと思わなければ、費用的にはどの案も折り合います。
【効果】
操作の快適さ、ポイント生産量、いずれの観点でも松・竹と梅との間には越えられない壁が存在します。
松と竹のどちらが上かは、設定と構成に依存するため現時点では微妙な感じかな。
費用対効果としては、竹が最も高そうです。6850がまだ入手できるなら、ですが。
【S/W制約】
使用OSはWindows 8です。
現行製品はさすがに全て対応しているでしょう。
【H/W制約】
・スペース
PCI-Expressスロットは4本空いており、周囲のスペースには余裕があります。
ケースがタワー型なこともあり、大型カードの2枚挿しに問題はありません。
・PCI-Expressの規格
マザーGA-X58A-UD3RのPCI-Expressは2.0ですが、現行ビデオカードは3.0用となっています。
互換性について調査したところ、少なくともビデオカードについては、以下の状況より問題なさそうです。
- 2.0のマザーに3.0のビデオカードを挿しても動作する
- 2.0と3.0の差異は帯域幅のみであり、7xxxの転送速度的に、2.0の帯域幅で十分
・電源
BOINCはビデオカードに大きな負荷をかけるため、1枚あたりの消費電力は200w近くに達することが予想されます。
うちのPCの電源は500w、現在の消費電力はおそらく300w程度なので、松と竹の場合は電源容量がきわどいです。
このPCにはHDDを3台積んで多量のデータを貯めこんでおり、電源不足による動作の不安定化は絶対に避けねばなりません。
電源をパワーアップすれば対応できるでしょうが、熱・騒音・電気代が看過できないレベルになりそうです。
【結論】
ビデオカード2枚挿しには、運用上の問題が色々と伴いそうです。
家族持ちとしては、特に騒音問題は重要なファクターです。
電源強化の費用も無視できませんし、今回の対応は「梅」でいくことにします。
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