2012年3月30日金曜日

30代後半SIerの転職 決着編

いよいよ面接の開始です。
 私の受けたA社の場合、面接は3回ありました。
 人事担当者、IT部門責任者、人事責任者、です。
 エージェントによると、現場の判断が重きを占めるので、2回目の面接が本命とのことでした。

 3回とも、まずは自己紹介と志望動機を聞かれました。
 同じことを3回繰り返すのは違和感がありますが、同じ人間がほぼ同じタイミングで説明するのですから、内容は同じで問題ないでしょう。
 ただし、2回目や3回目の際は、前回までで突っ込まれたポイントがあった場合、あらかじめ説明しておく方が良いです。
 最低限、同じ突っ込みを受けた時、前回より内容の濃い回答ができるよう準備しておきましょう。
 準備期間があったのですから、当然、より興味深い話が聞けるものと先方は期待している筈ですから。
 もちろん、その回答は前回回答と整合性を保っている必要があります。

 あとは、面接官の質問に答えていくだけです。
 注意すべきは、一般的な業務の会話と同様に、「この質問で相手が知りたいことは何なのか」を正確に把握することです。
 人事の担当者にシステムの詳細な話を長々としたところで、悪印象を与えるだけでしょう。
 逆に、システムの担当者には、今まで担当したシステムの構成や、トラブル発生時の苦労話等、具体的であればあるほど喜ばれます。
 「こいつとはシステムの話や業務の話で盛り上がれそうだ」と思われれば、しめたものです。

 私の場合は年末年始を挟んだこともあり、最初の面接開始から内定まで2ヶ月近くかかりました。
 3回の面接のうち1回は、どうしても業務時間中にやりたいと言われたので、スケジュール調整に手間取ったというのもあります。

 最終の面接で合格した旨をエージェントから聞いた後、A社から入社日や待遇を文書で受領しました。
 A社への転職が成功だったか否かはまだまだわかりませんが、自分の今までのキャリアを第三者の企業に評価してもらえたことは、素直に嬉しいです。

 さて、最後に、現職の退職です。

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