arc購入以来、子供の写真はほぼ全てarcで撮影しています。
周囲が暗い状況でおそろしく画質が悪く、かつレスポンスも重いのは不満ですが、別途カメラを持ち歩かねばならないほどではありません。
問題は画質ではなく、データの保全性にあります。
データ破損を2回ほど経験したため、これに対する恐怖がいつまでも拭えないのです。
たちが悪いのは、「ファイルが消えるケース」だけでなく、「ファイルは存在しているが内容が破損しているケース」があったことです。
前者は存在しないファイルをバックアップから戻せば済む話ですが、後者はそもそも発見が極めて困難です。
現状、arcのデータのバックアップは、週1回程度でPCにまるごとコピーしています。
このバックアップのタイミングで、arc上のデータとPC上の前回バックアップをコンペアすれば、少なくとも既存データの破損を発見することはできる筈です。
そして、バックアップのタイミングをこまめにすればするほど、データ破損を回復できる確率が高まります。
ファイルのコンペアツールを色々と物色した結果、AikoWinを使うことにしました。
コンペアツールを検索すると多数引っかかりますが、ファイル名、ファイルサイズ、タイムスタンプ等による比較を行うものがほとんどです。
しかし、過去のarcのデータ破損では、それらは全て同一にも関わらずバイナリが変質していたケースもありました。
つまり、全バイナリのコンペアをするツールでないと、意味がないのです。
その点、AikoWinは全バイナリの比較に対応しているため、データ破損の発見に有用と考えられます。
前述の通り、100%確実にデータ破損を回復できる仕組みではないものの、かなりの確率で検知可能となるでしょう。
これで幾分かは安心できます。
0 件のコメント:
コメントを投稿