ハナノアでの鼻うがいを続けた結果、いくつか不満が生じました。
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1. 鼻へ洗浄液を注入しにくい
2. 洗浄液の注入量が少なく、爽快感に欠ける
3. ランニングコストが高い
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1.と2.は本体のつくりの悪さ、安っぽさによるものです。
使用時は、顔を正面~下に向けるよう説明書に記載されています。
つまり、鼻の穴が下向きの状態なので、ハナノアさんに洗浄液を下から上へ押し出してもらう必要があります。
この力が弱いのです。
このため、液が鼻腔の奥まで届かないまま下に落ちてしまったり、本体内に少し余ったりします。
ただでさえ本体が小さくて液があまり入らないのに、実質的な洗浄量はさらに少なく、鼻うがい本来の爽快感をあまり得られません。
3.は「洗浄液」の価格の高さです。
要は生理食塩水なのに、300mlで¥600以上します。
自作にかかる手間暇や、失敗のリスク回避をお金で買っているのはわかります。
それにしても、どばどば湯水のように垂れ流すのには抵抗のある価格設定と言わざるを得ません。
なお、ハナノアという商品のコンセプトそのものは悪くないと思います。
本体が安っぽいと書きましたが、「本体+洗浄液」と「洗浄液」の差額は¥100ちょいであり、実際安いのです。
とりあえず、鼻うがいがどんなものか、自分に向いているのか、試してみよう、という方には最適の商品だと思います。
試した結果がどう転ぼうが、¥100ちょい程度ならあまり惜しくないわけで。
そんなわけで、私はハナノアからの卒業を目論んだのでした。
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