続き。
本命の午後試験。
8. 午後1の受験
最初に、出題された3問から自分が解答する2問を選択せねばなりません。
運命の分かれ道です。ここで選択を誤ると、手戻りの時間はもうありません。
各問題の傾向は、虫食いで問うている内容からおよそ把握できます。
今回、問1はhttpのレスポンス、問2はシステム運用ルール、問3はアクセスログの解釈に関するものでした。
テクニカルな知識の準備はかなり不足しているので、回避すべきは問1となります。
ここは受験者の得意分野によって判断が分かれるところで、Webプログラミングに携わっている方ならむしろ問1はボーナス問題だったでしょう。
私は基盤保守作業の監督をよくやっているので、問2こそがボーナス問題でした。
解答はいずれも記述式です。
極力問題文のコピペで答えていきたいのが人情ですが、そこは問題がうまく作ってあり、自分なりに要約しないとポイントを抑えられないようになっています。
むしろ問題文の表現引用にこだわらないこと、ただし自分の独自色 (業務経験やポリシー等) は出さないことが、点を稼ぐコツと思われました。
注意点がもう1つ。
午後1はスピード勝負の試験です。
2~3分程度かけても考えがまとまらない問題は飛ばし、まずは全問目を通すことを最優先にしましょう。
時間をかけてもわからない問題は本当に前提知識が足りないか、緊張で頭が回っていないかのどちらかです。
そして大抵は後者なのです。
例え解答用紙があまり埋まっていなくても、時間をたっぷり余して問題用紙の最後に到達できると、気持ちの余裕が生まれるものです。
精神論だけでなく、残りの問題数と時間から効率的な時間配分を考えることもできます。
ラスト5分では、解答用紙の選択欄に正しく丸をつけたか、重々確認しましょう。
この試験は、受験から合否発表まで2か月近くの間が空きます。
選択欄の丸つけや受験番号の記入等、解答用紙提出直前にしっかり確認しておかないと、記入ミスの不安に苛まれながら2か月を過ごさねばならなくなるので。
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