2013年6月26日水曜日

1週間で合格! 日商簿記3級 2

【本の選定】
 基本的には、この「日商簿記3級 とおるテキスト」で勉強します。


 解説がわかりやすく、例題のレベルが平易で、入門者でも効率良く学習できます。
 しかし、収録されている問題が平易過ぎのため、この本だけで本番に臨むのは心もとないです。
 そこで、この「合格テキスト 日商簿記3級」も併用します。


 設問のレベルや形式が本番にかなり近いため、こちらの学習も必須です。

 「合格テキスト」は良く言えば網羅性が高く、悪く言えばポイントが絞られていません。
 この本を完璧にやれば合格できると思いますが、楽して、もとい、効率的に合格しよう、という趣旨には合致しません。
 そのため、問題集的な補助教材として利用します。

【勉強方法】
 試験は日曜日なので、前週の月曜から勉強を始めました。

 月~金の5日間で、通勤時間と寝る前の1時間程度を使い、「とおるテキスト」を通読しました。
 暗記は特に意識しません。
 例題や練習問題は、目を通して「ああ、たぶんこうやれば解けるな」と思い浮かべばOK。
 ただし、理屈はしっかりと理解していきます。「意味わかんねえ」が無いよう読み進めていきます。

 勝負は土曜日です。
 「とおるテキスト」の「仕訳」「試算表」「精算表」に関する練習問題を解いていきます。
 どんな些細なミスにも妥協せず、模範解答と完璧に一致する答案を作成できるまで、何度も繰り返し解きます。

 朝から始めて、昼過ぎくらいには完璧な答案が作成できるようになっていると思います。
 次に、「合格テキスト」の「仕訳」「試算表」「精算表」に関する設問を解いていきます。
 これも、「とおるテキスト」と同様に、完璧な答案ができるまで繰り返します。

 後は、時間のある限り、「とおるテキスト」と「合格テキスト」の問題を交互に解き、完璧な答案を作り続けます。
 同じ問題を何度も繰り返すのは無意味に感じられるかもしれませんが、実際、以下のような効果があります。
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・暗記が必要な要素 (仕訳、決算整理事項、Tフォーム等のツール) を体が覚える
・電卓の操作に慣れる
・一定の労力の末、数字が一致することに楽しさを見出せるようになる
・ミスを見逃さない姿勢が身に付く
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 なお、問題を解く際は、なるべく派手に店開きせず、省スペースでの作業に慣れておくことをおすすめします。
 本番の試験会場によっては、使えるスペースが存外に狭いこともあり得るからです。

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