学生の頃、音楽はCDラジカセとウォークマンで聴いていました。
社会人になってミニコンポとMDの組み合わせに変わり、すぐPCとMP3プレーヤーに置き換わって、今に至ります。
要は、世間一般の考え方と同様、音質より利便性を優先させてきたわけです。
とは言え、音質も「退化」は許容できませんが。
昔は「PCの音楽」というと、PSGやFM音源やMIDIの延長線上にあり、オーディオ機器を擬似的に再現したもの、という印象を持っていました。
そこからPCで音楽を聴くようになった決め手は、MP3の出現と、ヤマハのUSBスピーカー YST-MD55Sの存在でした。
2001年頃に購入したこのスピーカー、ミニコンポと遜色ない音質に驚かされました。
また、USB音声入力式は汎用性が高く、Windows 2000からWindows 8に至るまで、接続するだけで即使用可能でした。
以来、PCとYST-MD55Sの組み合わせは、我が家唯一のオーディオ機器として、10年に渡って活躍してくれました。
しかし今回、とうとう買い替えせざるを得なくなりました。
このスピーカー唯一の欠点が、ここにきて致命的なものとなってしまったのです。
即ち、「でかい」であります。
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