前回の続き。
ext3パーティションが混在しているmicroSDを、True Imageで引っ越しする話。
今回の場合、単純にバックアップ・リストアするだけでなく、FAT32パーティションの拡張を行う必要があります。
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・現行パーティション構成
FAT32 14.5GB
ext3 1.5GB
・移行後パーティション構成
FAT32 30.5GB
ext3 1.5GB
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True Imageは、対象パーティションがNTFSやFATのみであれば、リストア時にレイアウトをかなり柔軟に指定できるため、サイズ拡張も簡単です。
ただし、ext3に対しては、操作にかなりの制限がありました。
試行錯誤の結果、下記の要領でうまくいきました。
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1. PCに現行microSDを接続後、True Imageを起動
2. 現行microSDのFAT32パーティションとext3パーティションを、まとめてtibファイルにバックアップ
3. True Imageを終了、PCに新規microSDを接続、EaseUS Partition Managerを起動
4. 新規MicroSDの末尾へ、現行より少し大きめ (今回の場合は1.6GB程度) のext3パーティションを作成、残った領域にFAT32領域を作成
5. EaseUS Partition Managerを終了、True Imageを起動
6. 2.で取得したバックアップのうち、ext3領域のみを、4.で作成したext3領域の末尾へ (ここ重要) リストア
→ 4.で少し大きめにext3領域を作成しているため、先頭のFAT32領域と末尾のext3領域の間に、若干の未使用領域が発生する
7. 2.で取得したバックアップのうち、MBRとFAT32領域を、4.で作成したFAT32領域へリストア
→ FAT32は復元時にレイアウト変更が可能なので、6.で発生した未使用領域もFAT32領域へ組み込む
8. 新規microSDをarcへ挿入し、電源ON
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arcでは新規microSDを問題なく認識し、ext3にLinkしたアプリ、FAT32に保存した画像、いずれも問題なくアクセスできることを確認しました。
これでもうしばらく戦える…けど、やはりオンラインストレージの活用をもっと考えないとなあ。
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