T100TAの限りある内蔵ストレージのうち、実に3割近くをc:\Windows\installerに食われています。
おかげでWindows Updateにも失敗する始末。
調べてみると、こいつを無暗に削除するとシステムが不安定になるとのこと。
ていうか無暗じゃなくても削除するな的なことがあちこちに書かれています。
一応、強引に他ドライブへ移動する方法は発見しました。
これとて、システムが不安定になるおそれがあるから自己責任で的なことが強調されています。
…。
ていうかCドライブが枯渇している今がまさにシステムの危機なんだよ。
これで駄目ならリカバリしてゼロからやり直すしかないんだよ。
それくらい崖っぷちなんだよ。
意を決して、上記サイトのジャンクション機能方式でc:\Windows\installerをSDカードに飛ばしました。
やったことは以下の通り。
1. Windows 8.1をセーフモードで起動する
c:\Windows\installerはシステムが握っているため、セーフモードでないと移動や削除ができません。
Windows 8.1はF8キーによる意図的なセーフモード起動ができなくなっており、こんな操作が必要です。
2. linkd.exeを入手する
ここからダウンロードして、展開されたファイル群からlinkd.exeを適当なフォルダへコピー。
3. リンク先フォルダを作成する
うちの環境のMicroSDはEドライブなので、e:\Windows\installerという空フォルダを作成。
4. 内容をコピーする
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行。
なお、サイトの説明に記載されている"/o"オプションは、今回はコピー先がFATのMicroSDなので不要(使用不可)。
xcopy /e /c /h /k "c:\Windows\installer" "e:\Windows\installer"
5. c:\Windows\installerの内容を削除
c:\Windows\installerフォルダそのものを削除しないよう注意。
6. ジャンクション作成
コマンドプロンプトから2.で作成したフォルダへ移動し、以下のコマンドを入力。
linkd "c:\Windows\installer" /d "e:\Windows\installer"
7. 動作確認
Windowsを通常起動し、c:\Windows\installerの中にファイルが見えることを確認。
(実態はe:\Windows\installer)
とりあえずネット、ファイル整理、動画再生、Civilization V等、特に問題なく動作しています。
ただ、アプリの新規インストール時に不具合が発生するという情報もあるので、そのうち地雷を踏むかもしれません。
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