前回の続き。
Link2SDでspモードをSDカードに移した筈なのに、本体ストレージがあんまり空かなかった話。
Super Managerで/data/data/jp.co.nttdocomo.carriermailを覗いたところ、emlファイルと添付ファイルが大量に格納されていました。
SDカードのext3パーティションは/data/sdext2にマウントされているので、これはつまり、肝心のメールデータがSDカードに移っていないことを意味しています。
そら本体側は空かんわな。
改めて調べたところ、Link2SDで逃がせるのはspモード本体のみであり、メールデータは手動で移す必要があるとのこと。
【参考URL】
http://smartgoods.me/2012/08/no_more_cry_spmodemail/
【手順】
1. arcをPCにUSBデバッグモードで接続
※ arcにAndroid Terminal Emulatorを入れればPC不要ですが、コピペでコマンド入力できるのでPCから操作する方が楽かなと
2. PCのコマンドプロンプトから下記の操作を実施
adb shell
su
cp -r /data/data/jp.co.nttdocomo.carriermail /data/sdext2/jp.co.nttdocomo.carriermail
※ しばらく無反応だが、プロンプトが返るまでひたすら待つ
cd /data/sdext2/jp.co.nttdocomo.carriermail/files
ls
※ emlファイルがたくさんあるのを確認
rm -r /data/data/jp.co.nttdocomo.carriermail
※ しばらく無反応だが、プロンプトが返るまでひたすら待つ
ln -s /data/sdext2/jp.co.nttdocomo.carriermail /data/data/jp.co.nttdocomo.carriermail
※ 後から思えば、rmの前にこっちをやるべきだったなと
chmod 777 /data/sdext2/jp.co.nttdocomo.carriermail
chmod 777 /data/sdext2/jp.co.nttdocomo.carriermail/*
chmod 777 /data/sdext2/jp.co.nttdocomo.carriermail/*/*
exit
exit
3. USB接続を外し、arcを再起動
【結果】
spモードのストレージ使用量が、15MB以下にまで激減しました!
その後メールの送受信を繰り返していますが、本体側使用量に変化無しです。
これで容量を気にせずメールし放題であります。めでたし。
【注意】
操作ミスでメールデータやspモードアプリそのものが破損する危険があります。
バックアップを取っておく等、慎重に作業しましょう。
2012年10月31日水曜日
2012年10月30日火曜日
Xperia arc spモードメール肥大化対応 1
rootを取得した最大の目的である、Link2SDによるspモードの容量削減を試みました。
要は、本体ストレージにへばりついているspモードのメールデータをSDカードに移す作業です。
需要多数、実績豊富な操作なので、ネットに転がっているノウハウ通りにやれば楽勝であります。
とか思っていたら意外とそうでもなかった話。
【参考URL】
http://tosroom.net/link2sd
【手順】
1. EaseUS Partition ManagerでSDカードにext3パーティションを作成
2. arcにLink2SDをインストール
3. Link2SDを起動し、ext3パーティションのマウントと、spモードメールのリンク作成を実施
【結果】
作業前は90MB以上だったspモードのストレージ使用量が、作業後はなんと75MBに!
…あれ、微妙だな。
要は、本体ストレージにへばりついているspモードのメールデータをSDカードに移す作業です。
需要多数、実績豊富な操作なので、ネットに転がっているノウハウ通りにやれば楽勝であります。
とか思っていたら意外とそうでもなかった話。
【参考URL】
http://tosroom.net/link2sd
【手順】
1. EaseUS Partition ManagerでSDカードにext3パーティションを作成
2. arcにLink2SDをインストール
3. Link2SDを起動し、ext3パーティションのマウントと、spモードメールのリンク作成を実施
【結果】
作業前は90MB以上だったspモードのストレージ使用量が、作業後はなんと75MBに!
…あれ、微妙だな。
ラベル:
携帯
BOINC プロジェクト開始・停止自動化
前にも書きましたが、自宅PCのCPUは完全にオーバースペックなので、BOINCをやっています。
基本はWCGで、先日のビデオカード買い換えでGPU計算もできるようになったため、Collatzも始めました。
GPUは思いのほか強力であり、日々凄い勢いでスコアが伸びていきます。
それは良いのですが、ビデオカードのファンの回転まで凄い勢いになります。
もはや、ちょっとした掃除機並の騒音です。
さらにケース内の気温も10度近く上がってしまい、怖くて24時間常時稼動させられません。
やむなく、手動操作で以下のような運用をしていました。
・WCG…24時間常時稼動
・Collatz…1:30~7:30のみ稼動、他は一時停止状態
しかし毎日毎日この操作を実施するのは面倒で、しかも止め忘れた時のリスクが大きいです。
なんとか自動化できないかと2chのBOINCスレで聞いてみた結果、コマンドラインでの制御方法を教えてもらえたので、自動化を試みました。
【参考サイト】
http://team2ch.info/PrimeGrid/#e09caf88
【手順】
1. Collatz一時停止用バッチファイルを作成
---
@echo off
SET URL_CLZ=http://boinc.thesonntags.com/collatz/
call :do_boinc %URL_CLZ% suspend
exit /b 0
:do_boinc
"C:\Program Files (x86)\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
goto :eof
---
2. Collatz再開用バッチファイルを作成
---
@echo off
SET URL_CLZ=http://boinc.thesonntags.com/collatz/
call :do_boinc %URL_CLZ% resume
exit /b 0
:do_boinc
"C:\Program Files (x86)\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
goto :eof
---
3. タスクスケジューラで、1.と2.を日次実行するよう指定
【トラブル】
1.と2.のバッチファイルが、単体で実行すれば問題なく動作するのですが、タスクスケジューラから起動したら動作しませんでした。
正確には、バッチファイルは起動するのですが、Collatzの停止・再開が実施されないのです。
色々試した結果、タスクスケジューラ起動の場合、環境変数"%ProgramFiles%"がセットされていないことがわかりました。
バッチファイルを以下のように書き換え、正しく動作するようになりました。
※ 先述のサンプルは修正後のものです。
修正前:
"%ProgramFiles%\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
修正後:
"C:\Program Files (x86)\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
【結果】
GPUタスク制御の自動化に成功しました。
本当は、CPUのように使用率控えめで長時間稼動させられればベストですが…。
基本はWCGで、先日のビデオカード買い換えでGPU計算もできるようになったため、Collatzも始めました。
GPUは思いのほか強力であり、日々凄い勢いでスコアが伸びていきます。
それは良いのですが、ビデオカードのファンの回転まで凄い勢いになります。
もはや、ちょっとした掃除機並の騒音です。
さらにケース内の気温も10度近く上がってしまい、怖くて24時間常時稼動させられません。
やむなく、手動操作で以下のような運用をしていました。
・WCG…24時間常時稼動
・Collatz…1:30~7:30のみ稼動、他は一時停止状態
しかし毎日毎日この操作を実施するのは面倒で、しかも止め忘れた時のリスクが大きいです。
なんとか自動化できないかと2chのBOINCスレで聞いてみた結果、コマンドラインでの制御方法を教えてもらえたので、自動化を試みました。
【参考サイト】
http://team2ch.info/PrimeGrid/#e09caf88
【手順】
1. Collatz一時停止用バッチファイルを作成
---
@echo off
SET URL_CLZ=http://boinc.thesonntags.com/collatz/
call :do_boinc %URL_CLZ% suspend
exit /b 0
:do_boinc
"C:\Program Files (x86)\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
goto :eof
---
2. Collatz再開用バッチファイルを作成
---
@echo off
SET URL_CLZ=http://boinc.thesonntags.com/collatz/
call :do_boinc %URL_CLZ% resume
exit /b 0
:do_boinc
"C:\Program Files (x86)\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
goto :eof
---
3. タスクスケジューラで、1.と2.を日次実行するよう指定
【トラブル】
1.と2.のバッチファイルが、単体で実行すれば問題なく動作するのですが、タスクスケジューラから起動したら動作しませんでした。
正確には、バッチファイルは起動するのですが、Collatzの停止・再開が実施されないのです。
色々試した結果、タスクスケジューラ起動の場合、環境変数"%ProgramFiles%"がセットされていないことがわかりました。
バッチファイルを以下のように書き換え、正しく動作するようになりました。
※ 先述のサンプルは修正後のものです。
修正前:
"%ProgramFiles%\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
修正後:
"C:\Program Files (x86)\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
【結果】
GPUタスク制御の自動化に成功しました。
本当は、CPUのように使用率控えめで長時間稼動させられればベストですが…。
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